新年あけましておめでとうございます。
どんどん日記の更新頻度が下がっている朱門です。うわーん。
さて、新年のご挨拶という事で、僕のシャングリラという名の脳内に住み着いているヒトたちに一言ずつもらってきました。
みんな忙しそうだったのですが、なんとかつかまえられた人たちだけ。
生憎とメモを紛失してしまって、誰が誰だかわからなくなってしまいましたが。
「お主は家臣失格じゃ。新年よりも、わらわが今ここにこうして存在している事の方がめでたかろう。まったく、わらわも新年早々死刑の宣告などしとうないのじゃが」
「私のような無骨者は、祝い事の場に相応しくない。どうか、他の者に訊いてやってはくれないだろうか」
「あ、あの、あけましておめでとうございます。よかったら……その、こまの作ったお節、いかがですか?」
「ごめんなさい。わたくし、これからこまさんのお料理を千草さんのものと巧みにすり替える作業がありますので……あ。あなたが今食べていらっしゃるの、こまさんのものではありませんわよね?」
「今年はまた巫女の時代がやってくると思うんだよなぁ……なあ、都会じゃ流行先読みにかけちゃ大エンペラーとまで呼ばれた師匠はどう思う? あれ? 師匠? ししょー?」
「あ、あの、あけましておめでとうございます……………………あれ? お年玉とか貢物とか“従僕にしてください!”って赤裸々な願望とかないワケ? なんだ、猫被ってソンした」
「あーどうも。あのさ、完パゲどこ行ったか知らね? あいつの頭見ながら“初日の出!”ってやるのが毎年恒例なんだけど、スゲー勢いで雲隠れしやがってさ」
「あけま、おめ、おめおめおめおめおめおめ……」
「あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします、お朱門ちゃん」
おい、最後のお前。
それにしても、昨年最初の日記はだいたい当たってましたね。
気持ちはあの頃と比べ、平穏そのものです。
では、四季ヶ紫町にあるゆかり神社に初詣をする為、北に向かって旅立ちます。
途中、東京都空明市透舞神社に立ち寄る予定ですけど、あの辺りは有識結界が解除されてもまだまだ霧が濃いそうなので迷子になること必須。
うっかり明日宿屋敷に入り込んだらシャレにならない。